ナンタが始まった元祖の劇場で楽しむ公演! 市庁 本劇場公演
強烈なビートで疾走する迫力満点のパフォーマンス、世界が笑った初めての体験ミュージカルと言う風に絶賛されたNANTAを見に行こう!
ソウルカルチャーを語るのに欠かせないのがショー。必ずお勧めする伝統舞踊も絶対見逃せないですが、いま世界が注目する韓国のミュージカル・パフォーマンス 『NANTA(ナンタ・乱打)』は必見舞台。誰もが一度は経験しそうな調理器具や食品で音を奏でるという、単純な奏法を土台とした前代未聞のエンターテインメントですが、一切言葉を使わず体で動きを表現するノンバーバル(非言語)パフォーマンスというジャンルを確立したのも、現在の韓国ステージ界の特徴です。 NANTAの本拠地とも言える“市庁 本劇場”は最も長く公演を行って来た場所です。この機会に是非元祖劇場でご覧になってみて下さい!
“韓国が創って世界が絶賛した公演 NANTA, since 1997
ナンタは
韓国の伝統音楽「サムルノリ」のリズムをベースに、キッチンで巻き起こる様々な事件をコミカルにドラマ化した
非言語劇。老若男女そして国籍を問わず誰もが楽しむことができる公演だ。
1997年10月初演から座席予約率110%という驚異的な記録を残し、現在まで韓国公演史上で最多観客動員を果たしている。
また1999年 Edinburgh Festivalで最高の評価を受け、日本、イギリス、ドイツ、アメリカ、オーストリア、イタリア、台湾、オーストラリア、ロシア、中国、オランダなど次々に海外公演での成功を果たし、2004年 2月、アジアでは初めて、ミュージカルの本拠地である
アメリカのブロードウェイに専用劇場を設立し、1年6ヶ月間の長期公演を果たした。
また、韓国観光公社が選定した「ソウル10大見どころ」にも選ばれ、2006年9月外国人観覧客100万人を突破したナンタは
名実共に韓国を代表する文化観光商品としての地位を確立した。
伝統的なスタイルに新しい発想を掛け合わせた「ナンタ」は、言葉が分からなくても十分に楽しめる
『NANTA』(ナンタ)とはボクシング試合の乱打戦のように、やたらめったら叩きまくるということ。その名とおり、台詞がほとんどないこの劇は終始一貫して叩きまくる。
まな板の上の野菜を目にも鮮やかな包丁裁きでスコココ~ンと切りまくり、泡立て器でボールをカッカッカッと混ぜ、宙を飛び交う鍋やフライパンは底がボコボコ。
そして、無秩序の様なビートの洪水、でもその根底には韓国の伝統芸能サムルノリのリズムがしっかりと息づく。
サムルノリは農夫たちが村の共同体意識を育てるために生み出した「農楽」(ノンアク)という音楽を基礎とし、4種類の楽器でリズムを奏でる韓国の伝統芸能の一種。
サムルノリのビートに乗って乱舞する包丁にフリスビーと化した皿、火を吹くフライパン!!!
舞台の設定はとある宴会場の厨房。
広いキッチンを舞台に3人の料理人が1日の準備を始めようとのんびり談笑しているところへ、恐い支配人が甥を連れて登場し、「いまから結婚披露宴用のフルコース料理を夕方6時まで(1時間内に)作れ。自分の甥もコックとして使え!」 命令するがどうもうまくいかないからさあ大変。
包丁やまな板、なべ、フライパンとあらゆるものが楽器になり、何種類もある韓国の伝統的な宴会料理を作り上げていく様子をおもしろおかしく表現していく。
サムルノリのビートに乗って乱舞する包丁にフリスビーと化した皿、火を吹くフライパン、そして客席に飛び散るみじん切の野菜。
息をつかせぬパフォーマンスの間に盛り込まれたセンスあるギャグ、そうしていつの間にか一つとなった舞台と客席
音と光と水が織りなすクライマックスでは、会場全体が子供から大人までのとめどない歓声や笑い声で溢れかえって、70分間に及ぶ怒涛のパフォーマンスが終わったあと、客席を立つその体にはサムルノリのビートがしっかりと刻み込まれていることでしょう。
1997年の初演以来、客席占有率110%という驚異の記録を打ち立ててきたこのパフォーマンスは、ショービジネスの本場、イギリス、アメリカでも絶賛され、日本公演でも大熱風を呼び起こしました。
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